子供を読書好きに育てる方法

私には2人子供がいます。上が中学生の男の子。下が小学生高学年の女の子。
上の子はまぁまぁ、読書が好き。
下の子は暇さえあれば、読書。というくらい本が好きです。おそらく小学生になってからは毎年500冊くらいづつ読んでいます。
今日は、子供を読書好きに育てたいと思っている親御さん向けに、私がやってきたことを書いてみますのでもしよかったら参考にしてみてください。

やったこと① 本が身近にある環境にする

みなさんは本をどこに置いていますか?お子さんの手の届くところに置いてありますか?
我が家では本は生活の一部になっている場所。つまりはリビングや寝室などあらゆるところに置いてあり、いつでもちょっと手を伸ばして読んでみようかな~と思えるようにしています。(家の中はあまり片付いていないです。。)
これは赤ちゃんのころからそうしていました。赤ちゃんの頃は、字のない簡単な絵本をおもちゃと同じケースに入れている時もありました。こうすることで本=楽しいもの。と認識できるかな。と思ったからです。もちろんボロボロになります。
2歳~4歳くらいからは本棚に絵が多めのものを入れていました。まだ字は読めませんでしたが絵を見て楽しんでいるようでした。
5歳~ は字が少しずつですが、読めるようになってきました。そこからは、楽しそうな絵本を30冊くらい本棚に置いていました。

やったこと② 読み聞かせをする

よくある定番パターンですが、読み聞かせをしました。これは上の子がお腹にいる時から始めました。
読み聞かせをするのは寝る前のルーティン+これ読んでーと子供が希望したときです。
本に興味を持ったタイミングと思い、ここは逃さないように何かやっていても手を止めて読んでいました。
下の子は上の子に読み聞かせをしているのを、お腹の中にいる時から自然と聞いていたと思います。
その時に心がけていたことは、「楽しく、安定した気持ち」で読むようにだけしていました。お腹にも伝わると思って。
小学校入学前までは読み聞かせていたように思います。小学校に入ってからは寝る前に自分で読んでいます。(それ以外の時間も読んでいますが、寝る前に読むのはルーティンになっています。)

やったこと③ 興味がある分野の本を見せてみる

絵本を読み聞かせているときはあらゆるジャンルの本を見せました。そこから自分で本を読んでみたいなと本棚に手を伸ばし始めたころにやったことです。上の子は乗り物とウルトラマン。下の子はちいさなプリンセス ソフィアが好きで、その本を読めるようになりたいと思ったようです。

自分が読みたいと思う本に出合ったときに、少しずつ1文字ずつ、ゆっくり読み始めました。
この時、私はわからなくて聞かれた文字だけ教える。その他は焦らせたりもせずゆっくり見守るということに気を付けました。
子供はこのスイッチが入るとここから字が読めるようになるまでにはもうあっという間です。どんどん読めるようになるので、今読めなくて悩んでいる方も焦らずで大丈夫かと思います。子供のスイッチの時期や分野はそれぞれ違うので。

やったこと④ 移動の際には本を持ち歩く

我が家は当時、電車での移動が多かったです。
週末どこかへ出かけることも多く、その際はよく電車を利用していました。電車の中って割と暇だしうるさくすると周りから白い目で見られるので、そういう意味でも絵本を持ち歩いていました。
子供にしてみたら静かにしなくてはいけない退屈な時間よりも、絵本の世界に入れる時間の方が魅力的に感じて本が好きになります。
ちなみに上の子は酔いに強いタイプなので車で2時間とかの移動でもずっと本を読んでいます。。

いつから字が読めるようになったのか

最近の子は色々と教材も出ていますから、字が割と早く読めるようになる子が多いですよね。

うちの子は決して早いというわけではなく、上の子は年長の最後のほう、ほぼ小学生になるタイミング。下の子も年長くらい。という感じです。でも、別に早く読めたからとか遅かったからと言って正直、中学生と小学校高学年になった今、何も差がないです。
読めるようになった後にどれくらい読んでいるか。というところ(+性格)が、読むスピードとかに
影響しているな。と経験からは思います。

まとめ

どうでしょうか? 少しは参考になりましたでしょうか。
ただ、各々の性格や生活環境もありますので、全員が全員、本好きになるとは限りません。
うちは下の子の方が本が好きです。それは上の子が読んでいたのを見て憧れて読みたかったというのも影響していると思います。

たとえ本好きにならなくとも、それぞれ別分野で何かを学んでその分野で芽を出しています。
その芽と合う本があったときに、読むようになるかもしれないですし、それぞれの芽をつぶさないように、強要はせずゆっくり向かい合ってみてください。

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