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メタバースの主なサービスはどのようなものがあるのか

こちらで、メタバースの概要について調べましたが、実際に現在、この世の中ではどのようなサービスがあるのか、身近なゲームをはじめとした主なメタバースのサービスについて調べてみました。

サービス① ゲーム

これまではゲーム内の世界と現実がはっきり分かれていました。しかし、技術の発展によってゲームの世界が現実に近づいてきました。 
メタバース内で買い物をしたら、本当にそこで通貨を使って買い物したことになり、ゲーム内で稼いだお金は、円などに換えることができます。 
ここでは、メタバースと言われている代表的なゲームについて紹介します。

あつまれ動物の森

「何もないから、なんでもできる」がキャッチコピーであるように 自分で作ったアバターを自由に動かし、無人島で好き勝手に過ごすことができます。
今までもオンラインゲームはありましたが、それは例えば敵を倒すなどという目的があり、目的を果たすために製作者サイドが作ったストーリーの障壁を乗り越えたりなどして進めていくというものでした。しかしあつまれ動物の森では自分でシナリオを作れるという点で今までのオンラインゲームと違うのです。

Minecraft

草原や砂漠など様々な場所があり、プレーヤはその中で、岩や木であったり金や鉄など、様々な種類のブロックで道具や建物を作るというゲームです。こちらも目的を持たないゲームです

Fortnite

バトルロワイヤルゲームですが、ゲームとしてはもちろん有名ですが、その他にもトラヴィス・スコット、米津玄師、アリアナ・グランデなどがこのフォートナイトのゲーム内でオンラインコンサートを開催するなどその用途はどんどん進化しています。

サービス② NFT

NFTとは非代替性トークンのことで、コピーが容易にできるデジタルデータに対して、ブロックチェーンの技術を活用して唯一無二な資産的価値を付与するという「偽造不可な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータ」のことです。
NFTによって、メタバース内のデジタルデータもオリジナルとして所有できます。そこには高い価値も生まれ、アバターが身に着ける衣服や武器などのアイテム、土地、家、家具といったメタバース内で利用するものを所有する権利に、NFTを使って唯一無二の価値がついてきます。
最近では芸人のたむらけんじさんが出品した、世界初の音声ギャグが167万円で落札された。というニュースもあり、その人気の高さがうかがえます。
下記ではNFTアートとトレーディングカードを紹介します。

NFTアート

NFTアートと呼ばれるアート作品も、デジタル資産として多く取引されています。
「世界に1つだけの作品」であることが証明されており、改ざんもコピーもできません。
デジタルなので現実世界に物理的に存在する絵画や骨とう品などとは異なり、
仮想世界にだけ存在してきます。
NFTアートは投資分野としても注目度が高く、アーティストだけでなく投資家たちもNFTアートの取引をしています。

NFTトレカ

今まではデジタルだとコピーができてしまうことが課題となり、印刷されたカードが基本であったトレーディングカード。NFTの技術によりコピーや改ざんが極めて困難になったことで、希少性を守ることができる為、トレーディングカードにNFTを紐づけたデジタル版トレーディングカード「NFTトレカ」が販売されるようになりました。
NFTトレカはNBA選手の名場面やサッカー選手などをNFTにトレカにして高額で売買されるなど、海外で先行しています。
日本では人気アイドルグループ「SKE48」やももいろクローバーZなどのNFTトレカが発売されました。22年には総合格闘技「RIZEN」も販売され、日本にも徐々に浸透し始めています。

バーチャルSNSサービス③ バーチャルSNS

バーチャルSNSとはバーチャル空間において、アバターを通じて他のユーザーとチャットや音声でコミュニケーションをとったり、ワールド(コンテンツ)に入ってイベントやライブに参加したりできるサービスです。

cluster(クラスター)

clusterとはメタバースを動かすために必要な土台となる環境(メタバースプラットフォーム)です。
clusterによりスマートフォン、PC、VR機器などから気軽に仮想空間にアクセスでき、仮想空間上で友達集まったりとライブやイベントへの参加など様々なコンテンツを楽しめます。
そのコンテンツの一つである都市連動型メタバースである
「バーチャル大阪」や「バーチャル渋谷」。
バーチャル上に新たな社会やコミュニティーを作り都市の魅力を国内外に発信しています。

まとめ

このようにそれぞれの分野で色々なサービスが出始めているメタバース。
今回紹介した以外にも、BEAMSバーチャルショップなどファッション、仮想都市コミュニケーションプラットフォーム「REV WORLDS」の仮想新宿中で伊勢丹が出品するなど、拡大してきています。
今後も、医療や教育の分野での広がりも期待されておりどのようなサービスが増えてくるか楽しみです。

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