空気循環を助けるサーキュレータ。
夏は冷たい空気を上へ、冬は暖かい空気を下へと循環させエアコンの効率を上げてくれるという
1年中使えるとても優れもの家電。
最近ではDCモータ搭載のものも出てきてますが、果たしてDCモーター搭載ってどういうこと?なんて思ったことはないでしょうか?
今回はDCモーター搭載のサーキュレータを中心にメリットやおすすめ機種を調べてみましたので
購入を考えている方は参考にしてみてください。
サーキュレータのDCモーター搭載とは?
サーキュレーターに使っているモーターがACモーターとDCモーターの2種類があり、そのDCモーターを使用しているサーキュレーターのことです。DCモーターのほうが消費電力が少ないなどの点から最近はDCモーター搭載のものが人気となっています。
DCモーター搭載のメリット
- 風量が細かく調整できる。
ACモーターだと、「弱」、「中」、「強」など3段階程度の調整しかできませんが、
DCモーターであればもっと細かく風量を調節することができます。 - 電気代が安くすむ。
ACモーターよりも消費電力が少ないため、電気代が安くすみます。 - 静か
DCモーターのサーキュレータは音が静かです。就寝時に使用したい場合などは
ACモーターよりもDCモーターのほうがおすすめです。
DCモーター搭載のデメリット
良いことだらけのDCモーターですが、逆にデメリットはないのでしょうか?
それは本体価格が高いところです。
最近は電気代も高騰しているので、多少本体代が安くても使用する頻度によってはDCモータのほうがおすすめかもしれません。
ACモーターのメリットは?
- 製造コストが安い
- 回路がシンプルで故障しにくい
- 高速回転に向いている
ACモーターのデメリットは?
- 電気代が高い
- 音が大きい
- 風量調節が粗い
ACモーターとDCモーターの違いは
ACモーターとDCモーターの違いは、電流の流れ方にあります。ACモーターは、交流式の電流を使って動くモーターで、家庭用の電源にそのまま接続できます。DCモーターは、直流式の電流を使って動くモーターで、家庭用の電源を直流に変換する回路が必要です。
サーキュレーターにおすすめなのは?
サーキュレーターは、空気を循環させることで室温を均一にする目的で使われます。そのため、風量調節や消費電力などを考えると、DCモーターの方がおすすめです。DCモーターは、微弱な風量から強力な風量まで無段階に調整できるので、部屋の状況や好みに合わせて風を送ることができます。また、DCモーターは、消費電力が少なくて省エネなので、長時間使用しても電気代を抑えることができます。
ただし、DCモーターは、ACモーターに比べて値段が高くなります。そのため、予算や使用頻度なども考慮して選ぶ必要があります。また、DCモーターは、回路が複雑で故障しやすいというデメリットもあります。そのため、購入する際には、保証期間やアフターサービスなども確認しておくと安心です。
サーキュレータ DC搭載モータータイプの選び方
適用畳数
機種によって、空気を循環できる広さが違います。適用畳数とはその機種が空気を循環できる部屋の広さを表しています。使いたい部屋の畳数に合わせたものを選ぶのがおすすめです。
首振り対応
サーキュレーターは空気を循環させるだけでなく、洗濯物を乾かしたり。なんていう用途にも使えます。首振り対応のサーキュレーターだと、洗濯物にまんべんなく風を送ることで、真ん中に干したものだけ乾いていない。。なんていうことも防げます。室内干をする方はあった方がよい機能です。
静音モード
就寝中に使用する方は、静音モードがついているほうがぐっすり眠れるでしょう。ただし、静音モードにすると風が弱くなります。
その他
その他にも、リモコンやタイマー、チャイルドロック、風量の調節程度など、様々な機能があるので生活環境にあわせたものを選ぶとよいでしょう。
統括:サーキュレータ DCモーター搭載型は初期費用は高いが、電気代は節約できる
この記事ではサーキュレータ DCモーター搭載型のメリットやおすすめ機種について紹介しました。
DCモーターのサーキュレーターはACモーターの商品よりも本体価格が高い傾向にありますが、その後の電気代や、調節の幅の広さから長く使うにはDCモーターのほうがおすすめです。
デザイン性があるもの、多機能のもの、手入れが楽なものなど様々な商品が出ているので、ぜひ生活スタイルにあったお好みのものを選んでみてください。