「洗顔するとお肌が乾燥する…」「化粧水が浸透しない…」「洗顔は泡立てた方がいいの?」
など、お肌のお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
年齢を重ねるごとに、お肌のコラーゲンや、ヒアルロン酸は減少します。
そのため年齢を重ねるにつれて、たるみやシワが気になる方も多くいるでしょう。
しかし、化粧水や乳液はエイジングケアのものを使っている方はいますが、洗顔まで気を使っている方はどのくらいいるでしょうか?
洗顔は、必要な潤いは残して、不要な汚れを取ってくれるものを選ぶことが大切です。
また、きめ細かな泡を使うと、毛穴や肌の汚れをしっかり落とすので、次に使う化粧水の浸透も良くなります。
洗顔を泡立てるのが面倒な方は、泡洗顔がおすすめです。
この記事では現役ドラッグストア美容部員が、50代の肌悩みに合った泡洗顔料を紹介していきます。
近所のドラッグストアで手に入るものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
泡立てるタイプからミルクタイプまで全6種類!洗顔フォームの選び方、泡立て方
お肌は年齢を重ねるごとに、コラーゲンやヒアルロン酸、更に肌の弾力を保つエラスチンが減少し、たるみや乾燥といった悩みが増えてきます。
50代のお肌は、20代や30代の頃と同じお手入れでは、悩みを改善できません。
また肌悩みも個人差があり「敏感肌」「オイリー肌」「乾燥肌」などさまざまなので、自分に合った洗顔フォームを選ぶことが大切です。
それでは洗顔フォームの選び方、泡立て方を解説します。
洗顔料の種類
洗顔料には大きく分けて6種類あります。
- フォームタイプ
- 固形石鹸タイプ
- ジェルタイプ(泡立つタイプと、泡立たないタイプの2種類)
- ミルクタイプ
- 泡タイプ
- パウダータイプ(酵素洗顔)
「そんなにあるの?」と思われた方も多いのでは?
洗顔フォームは、形状により使いやすさや洗浄力も変わってくるので、お肌悩みやライフスタイルに合わせて選びましょう。
清掃力の違い
洗顔フォーム6種類の洗浄力の違いと、おすすめする肌をまとめました。
種類 | 清掃力 | おススメ肌 |
洗顔フォーム | 比較的強い | 普通肌~オイリー肌 |
固形石鹸タイプ | 強い(界面活性剤が入っていないので肌に優しい) | 普通肌~オイリー肌 |
ジェルタイプ(泡立つ) | 比較的強い | 普通肌~オイリー肌 |
ジェルタイプ(泡立たない) | 弱い(しっかり馴染ませる必要がある) | 乾燥肌~普通肌 |
ミルクタイプ | 弱い(しっかり馴染ませる必要がある) | 乾燥肌~普通肌 |
泡タイプ | 比較的強い | 普通肌~オイリー肌 |
パウダータイプ(酵素洗顔) | 比較的強い(週1~2のスペシャルケア) | 普通肌~オイリー肌 |
洗顔フォームを泡立てる理由
洗顔フォームを泡立てるのが面倒と感じている方もいると思いますが、泡立てて使うには理由があるので解説します。
汚れ・くすみをしっかり落とすため
洗顔フォームを泡立てる理由は、洗顔中に肌を摩擦から守り、毛穴の奥までしっかりと汚れを除去するためです。
泡が立っていない状態で顔に付けると、手と顔の間に摩擦がおき、角質層がダメージを受けて乾燥の原因となります。
また、きめ細かい泡にしないと毛穴に入り込まず、黒ずみや角栓の原因となり、顔全体がくすんで見えます。
肌の汚れをしっかり落として、透明感がある肌になるには、きめ細かい泡で洗うことが大切です。
界面活性剤の肌への負担
洗顔フォームの多くは、界面活性剤が使われています。
界面活性剤は水と皮脂を馴染ませて、汚れを簡単に落とすために配合しているものです。
しかし界面活性剤は洗浄力が強い為、必要な皮脂まで落としてしまうので、乾燥肌の方は避けた方がいいでしょう。
洗顔フォームの泡立て方
「洗顔フォームを泡立てる必要性はわかったけど、どうやって泡立てるの?」という方に、泡立てる方法を解説します。
上手く泡立てるポイントは水ではなく、ぬるま湯を使うことです。
ネットを使った洗顔フォームの泡立て方
- 泡立てネットを軽くぬるま湯で濡らす
- 洗顔ネットに空気を含ませながら揉む
- 泡立ってきたら、少量ずつぬるま湯を加えて、きめ細かい泡を作る
- 洗顔ネットから泡をしごいてとる
洗顔ネットは自分で空気を入れて泡を作るので、簡単にきめ細かい泡が作れます。
泡立て器を使った洗顔フォームの泡立て方
- 泡立て器に少量のぬるま湯と、洗顔フォームを入れる
- 中のスティックを上下して泡を作る
- 容器からすくいだして使用する
一番泡の量が多くなる方法ですが、きめは荒めです。
手を使った洗顔フォームの泡立て方
- 軽く濡らした手に洗顔フォームを出し、手のひらに広げる
- 手のひらに少量のぬるま湯をたらし、反対の手の指先で空気を含ませるように泡立てる
- 泡が大きくなったら、更に少量のぬるま湯を加えて、2を繰り返す
手で泡立てるにはコツが必要なので、慣れていない方は器具を使うことをおすすめします。
泡で出るタイプ
- ポンプを押すだけ
洗顔フォームを泡立てるのに1番簡単で、きめ細かい泡が出ます。
缶タイプとポンプタイプがあり、缶タイプの方がムースのようにきめ細かい泡です。
しかし、寒い場所に置いておくと上手く泡が出ないので、寒い地域の方はポンプタイプがいいでしょう。
洗顔フォーム「泡で出るタイプ」と「泡立てるタイプ」はどっちがいい?
「泡で出るタイプ」「泡立てるタイプ」どちらがいいかは、好みやライフスタイルにより変わってきます。
洗顔に使う時間が多くある方は、洗顔フォームや石鹸をしっかり泡立てて使えますが、朝の時間がないときは泡で出るタイプが簡単です。
また、洗顔はふわふわの泡を使うことで肌への負担を防ぎ、汚れをしっかり落とせるので「きめ細かい泡で洗う」ということが重要です。
プロが選んだ50代にオススメの泡洗顔フォーム
現役ドラッグストア美容部員の私が、50代の肌悩みにおすすめの泡洗顔を紹介します。
また使用者の口コミも紹介するので参考にしてみてください。
オバジⅩブースムースウォッシュ(ロート製薬)
濃密でかなり弾力のある泡が瞬時に出てきてすごい!と思いました。値段的に結構するなぁと思いましたが、まるで毎回炭酸泡でパックしているような気分になり(洗顔料ですが)高く無いかも、と納得。洗い上がりはしっとりとしています。あとあとも乾燥しないので、私みたいなエイジングケアしたい人にとくに良いような感じがします。
出典:@コスメ
キュレル潤浸保湿泡洗顔料(花王)
@コスメで口コミ評価が4.0の泡洗顔です。
キュレルは、乾燥性敏感肌の方向けに作られているシリーズです。
肌が乾燥する原因として、セラミド不足がありますが、この洗顔は肌のセラミドを守って洗ってくれます。詰め替えがあるのも便利ですね。
肌の乾燥が気になる敏感肌の方に、おすすめの泡洗顔フォームです。
肌が砂漠のようになってしまい、刺激がないものをと思い購入。
柔らかくへたりやすい泡ですが、洗い上がりもつっぱらずスキンケアに移行するまでも肌がバリバリにならずにすみます。
泡がつぶれるので3プッシュを朝晩使用するとすぐなくなります。
今後も肌の乾燥が酷いときにお世話になる予定です。詰め替えがあるのが助かりますね。出典:@コスメ